健康な精神と身体は睡眠から!良い睡眠をとるための5つのコツ
私たちが生きていくうえで、睡眠は欠かせないものです。
身体や脳を休めることはもちろん、精神的な疲労回復や身体機能の向上にも、睡眠は大きく関係があると言われています。
健康な精神と身体は睡眠から、といっても過言ではないでしょう。なのでできるだけ、普段から質の良い睡眠をとることを心掛けたいものです。
不眠や睡眠時間の少なさなどで悩む人が多い現代社会、良い睡眠をとるためのコツを紹介していきたいと思います。
質の良い睡眠とは
私は毎日8時間、きちんと睡眠をとっているから大丈夫!という人がいますが、良い睡眠というのは一概に睡眠時間だけで判断することはできません。というのも、よく理想的な睡眠時間として挙げられる「8時間」という睡眠時間は、実は医学的な根拠によるものではないからです。
どんなに長く寝ていても日中に眠気がある、あとは起きたときに身体が重かったり、夜中に何度も目が覚めているのであれば、それは良い睡眠とはいえないでしょう。
逆に睡眠時間が短くても、翌日すっきりと目覚めることができて元気に活動できる人もいます。こういったタイプの人は例え睡眠時間が短くても、良い睡眠をとっていると言えます。
要するに良い睡眠のための理想的な睡眠時間は、個人差があるのです。自分が日中に眠気が襲ってくることがなかったり、はつらつと活動できる睡眠時間を探してみましょう。
良い睡眠をとるためのコツその①身体を温める
夜なかなか寝付けないという人は、身体が冷えてしまっている人が多いです。これは冬はもちろんですが、意外と夏場でも当てはまります。
普段から冷房が効いている部屋に長時間いる人、寝る時に冷房をつけたまま寝ている人なんかは、特に要注意。夏だから暑い暑いと思っていても、実は身体が冷えてしまっていて睡眠の質を下げている可能性があります。
夏でも冬でもお風呂の湯船にしっかりと浸かり、身体の血行を良くすることが良い睡眠をとるためのポイントの一つです。熱いお湯ではなく、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かるようにしましょう。思わずとろとろとまどろんでしまうくらい、気持ちよくなってくるはずです。
ちなみにお風呂から上がり、大体1時間後くらいにベッドへ入ると、すんなり眠りに落ちることができるといわれています。
お風呂から上がり時間が経ち、身体が冷えてしまったという場合は、ハーブティーやホットミルクで身体を温めましょう。コーヒー、紅茶をはじめとしたカフェインを含む飲み物は、当然ながらよくありません。
ちなみにいわゆる寝酒もやめたほうがいいです。少量であれば問題ないんですが、寝酒はクセになりやすく、依存症を引き起こしてしまう可能性があるからです。
また段々とアルコールに耐性がついていき、量が増えていく人も少なくはありません。睡眠薬の代わりにアルコールを摂取するのは控えましょう。
良い睡眠をとるためのコツその②身体をよく動かす
日中よく活動をし、しっかりと動いているのであれば、身体は疲れを感じてスムーズに眠りに入ることができます。逆にあまり身体が疲れていないと、まだ眠りたくないとなかなか寝付けなかったり、睡眠が浅くなったりしがちです。
デスクワークなどが多く、あまり身体を動かす機会がないという人は、寝る前に自宅でストレッチなどをするのも良いでしょう。程よい疲れがでてくる上に血行も促進され身体が温まるので、これだけでもかなり効果があります。
また寝る前に行っていると、段々身体がそれを「寝るための準備」として覚え始めるので、寝つきがよくなることも。
良い睡眠をとるためのコツその③睡眠時間にこだわらない
少し前述しましたが、理想的な睡眠時間というのは人によって異なります。また同じ人でも、年齢や季節などによって少しずつ変化していくものです。
かならず〇時間以上寝なければ…という気持ちがストレスとなり、不眠や睡眠の質を下げる原因になることもあります。朝気持ちよく起きることができて、日中も眠気がないのであれば、睡眠時間はあまり関係ありません。
また眠ろう眠ろうと神経質になりすぎると、かえって頭を冴えさせる結果になります。眠たくなったら寝る、くらいの気持ちを持つようにしましょう。
良い睡眠をとるためのコツその④眠る前のスマホやパソコンを控える
スマホやパソコンの光は、かなり脳を刺激することで知られています。なので眠る前に見つめていると、それが頭を冴えさせてしまうのです。
最低でも眠る1時間前にはパソコンやスマホから離れ、少し脳を休めてから眠るようにしましょう。これはなかなか現代人には難しいことかもしれませんが、試してみるとかなり効果があります。
眠る前の1時間はゆっくり音楽を聴いたりリラックス効果のあるアロマを楽しんだり、軽い読み物などをしてもいいです。ただし本もあまり小難しいものを読むと脳が冴えてしまうので、手軽に読めるものか既に一度読んでいるものが理想です。
良い睡眠をとるためのコツその⑤昼寝をしない
睡眠の質を下げている人が陥りやすいループが、夜眠れなかった→日中眠たい→数時間昼寝をしてしまう→夜眠れなくなる…というものです。
特に夕方午後三時以降の昼寝は、かなり夜の睡眠に影響を与えると言われています。どうしても眠たいのであれば、お昼に30分程度、あくまで仮眠をするように心がけましょう。
良い睡眠で素敵な毎日を!
良い睡眠をとるためのコツについて、様々な観点から解説をしてきましたがいかがだったでしょうか。
現代社会では、約5人に1人の割合で睡眠に関する悩みを抱えているといわれています。健康な体も精神も、全ては睡眠から成るということを忘れずに、良い睡眠をとるように心がけましょう。
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